アプローチ
手伝わないという選択

親ができるのはサポートだけ
保護者の方ができるのは、あくまでサポートまでです。お子さんの欲求を満たす責任はお子さん自身にあること、自分で行動する必要があることを、くり返し伝えていきましょう。
なお、お子さんから「〇〇して!」と言われても、保護者の方には「手伝わないという選択肢」があります。手伝える状況なら手伝わなくちゃいけない、という決まりはないのです。
手伝わない時の欲求ごとに意識するポイント
「手伝わない」という選択をする時、次の2つのポイントを意識しましょう。
Point.1:お子さんの発信を待つ
保護者の方が先に動くのではなく、お子さんから「こうしてほしい」「ここを手伝ってほしい」と言われる状態を目指しましょう。お子さんが発信しやすい状況を作ることが大切です。発信のしやすさは、どの欲求が強いかによって異なります。欲求に合わせた「サポート」を知り、お子さんに合わせた関わりにトライしましょう。
Point.2:結果は重視しなくてOK
お子さんが失敗してもOKです。フィードバックする時は「できたかどうかよりも、動機づけを高めること」を意識しましょう。
なお「手伝わない」と選択する時のポイントについて、欲求別にも解説しています。お子さんの強い欲求をもとに、お選びください。