アプローチ
手伝わないという選択ーお子さんが「楽しみの欲求」が強い場合のアドバイス

楽しみの欲求が強い人は好奇心が強く、新しいことにも強い興味を持って取り組みます。「あらゆることを楽しみたい」という思いを原動力に、行動できるタイプです。
そのため、お子さんが新たなチャレンジに取り組む場合は、「どう取り組みたいか」「楽しくできる方法はなにか」を話し合ってから行動することを意識しましょう。
たとえば、床にゴミが落ちている時は「どういう方法で掃除したら早く終わるかな?」などと声をかけると、自分なりのアイデアで欲求を満たしながら掃除に取り組めます。日常のワンシーンでも欲求を満たせるように、楽しみが実感できる関わりを続けていきましょう。
子どもに伝える時のポイント

Point:親子でプロセスを重視
普段から「結果」ではなく「過程(プロセス)」を重視した声かけを行いましょう。できたかどうかよりも、取り組んだことに対して「面白いね!」「びっくりしたよ」と伝えるのがおすすめです。
どんな行動が面白く感じたかを詳しく話すことで、お子さんはさらに工夫や改善を楽しめるようになるはずです。お子さんが「楽しい」と実感できる機会を、さりげなく作っていきましょう。