アプローチ
手伝わないという選択ーお子さんが「生存の欲求」が強い場合のアドバイス

生存の欲求が強い人は、安心・安全な環境を重視します。新しいことや、挑戦に時間がかかる場面もあるかもしれません。
そのため、お子さんが新たなチャレンジに取り組む時は次の例をもとに、不安や負荷を本人が許容できるレベルに調整しながらサポートしていきましょう。
- 「一緒に挑戦することもできるから必要なら言ってね」と伝えておく
- 挑戦する前に一緒にシュミレーションして、イメージする
- 「わからないことがあったら言ってね」と伝え、そばにいる
このように関わると、安心・安全な環境が保てて、不安が和らぎます。本人がチャレンジする際の参考にしてみてください。
子どもに伝える時のポイント

Point:不安な気持ちは数値化する
はじめての挑戦は誰もが不安で、緊張するもの。ですが、挑戦を重ねるうちに慣れて、不安を減らすことできます。「経験を重ねるうちに不安が減った」と実感できるよう、「不安の数値化」にトライしましょう。
- 「不安な気持ちは、10のうちどれくらい?」と尋ねる
- 今の不安な気持ちを1〜10までの数字で表現する
- 具体的な感情の表出があれば聞く
- 数値化をくり返し、変化があると実感してもらう
「以前は不安が8あったけど、今日は5になったね」「前よりも不安な気持ちが減っているね」とフィードバックすると、お子さんも気付きを得られます。ぜひ試してみてください。