アプローチ
信じて任せるーお子さんが「力の欲求」が強い場合のアドバイス
力の欲求が強いお子さんには、次の3つのポイントを意識しながら信じて任せてみましょう。
- 成長が感じられる仕組みをつくる
- 信じて任せることで「あなたはできる」というメッセージを伝える
- 日常生活で成長が実感できる機会をつくる
力の欲求が強いお子さんは、目標の達成や貢献に価値を感じます。そのため、日常生活の中で成長や達成感を実感できる機会を作るとよいでしょう。たとえば、家事を手伝ったり、スケジュール管理ができていたりなど、普段からできている行動を褒めるのも一つの手です。特に、家事などは「できて当たり前」「たったこれだけのこと」と思われがちなので、言われなくてもできていることを認め、評価することが大切です。
また、お子さんを信じて任せることで「あなたはできる」「あなただから任せられる」というメッセージを伝えられます。お子さんの負担のない範囲で、積極的に任せてみましょう。
ほかにも、過去と現在を比較して、どう成長したか自己評価するのもおすすめです。できたらシールを貼る、点数で評価するなどの手法で頑張りを可視化すると、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。