アプローチ
先回りしないで待つーお子さんが「楽しみの欲求」が強い場合のアドバイス
楽しみの欲求が強い子を先回りしないで待つ際は、次のポイントを意識しましょう。
- 挑戦する時は「どうなるだろうね?」などの声かけで実験的に楽しませる
- 仮説を立てて探究させる
楽しさやユーモア、好奇心などによって欲求が満たされるタイプです。そのため、周囲が先回りするのではなく、本人が楽しんでいることを納得するまで探求できる環境を大切にしましょう。また、学びを深めるために仮説を一緒に立てたり、「〇〇はどうして△△なの?」と尋ねたりして、探究心をくすぐりましょう。
その場に適切かの視点を補う

楽しみの欲求が強い子は、楽しさを追求するあまり、唐突でその場に合わない言動をしてしまうことがあります。
お子さんがその場に適切な言動をできるようになるために、視点を補う声かけをしていきましょう。
視点を補う声かけの例
- あなたはそう思ったんだね。
- その話、面白いね。ちなみに、その時先生はどう思ったかな?
- (授業中に〇〇の話を友達としたよ!と言われたら)それはよかったね。ところで先生の話は聞けた?
お子さんの発想や考えを肯定しつつ、その場の雰囲気や会話の流れに沿っているか、適宜声をかけてみましょう。