アプローチ

トライ&エラーに付き合うーお子さんが「楽しみの欲求」が強い場合のアドバイス

「楽しさ」を追求し「問いかけ」で気付きを

楽しみの欲求が強い子のトライ&エラーに寄り添う際は、次のことを意識しましょう。


  • 楽しくできる方法を見つける
  • 楽しめる方法が見つかるように、適宜手助けする
  • 思い通りの結果が得られなくても「次、どうしようか?」とポジティブに問いかける

「どうやったら楽しめるかな?」と探求すればするほど、欲求が満たされるタイプです。しかし、楽しさを追求するあまり「楽しかった!」「面白かった!」で終わってしまう可能性もあります。挑戦して得られた学びの定着を目指すのであれば、お子さんに問いかける機会を作りましょう。楽しみだけに留まらない、気づきが得られるかもしれません。

「〇〇しなさい」は意味がない


楽しみの欲求が強いお子さんは、気になることがあると積極的に探求し始めます。その好奇心の強さに、驚いてしまう瞬間もあるかもしれません。

しかし、自ら行動し、学ぼうとする姿勢は楽しみの欲求が強い子の魅力です。お子さんの「なぜ?どうして?」や、こだわりについていけないからと言って、「いいから〇〇しなさい」と伝えても、満足できません。お子さんの探究心を活かし、応援する関わりをしていきましょう。

また、単純作業に飽きている時は「どうしたら楽しめそう?」と尋ねたり、「もっと簡単な方法を考えてみない?」と声をかけたりするのがおすすめです。楽しみながら、工夫をこらす思考・スキルが身につきます。


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