アプローチ
トライ&エラーに付き合うーお子さんが「愛・所属の欲求」が強い場合のアドバイス
ひとりにしない工夫を
愛・所属の欲求が強い子のトライ&エラーに付き合う際は、次のことを意識しましょう。
- 一緒にトライする
- トライした感想や話しを聞く
- 一緒の時間や空間を共有する
一緒に取り組んだり、時間を共有したりすることで、欲求を満たしながらトライできます。ぜひ意識してみましょう。
「孤独」と分けて考える

愛・所属の欲求が強い人は「1人じゃない」と思える状態を求めます。そのため、新たな挑戦に取り組む場合は「孤独」への対応の仕方を考えなくてはなりません。
お子さんが寂しがり、トライできずにいる時は、次の2つの観点をもとに接し方を変えていきましょう。
寂しさ由来の「孤独」への接し方
そばにいる。困っている時は、必要に応じてサポートする
不安由来の「孤独]への接し方
はじめは本人だけで頑張るように支援する。「1人じゃできない!」と言われたら励まし、応援する
トライ&エラーを重ねる中で、初めての経験に戸惑い、孤独を感じることもあるでしょう。しかし、いつでもお子さんに付きっきりでいることが、必ずしもよい結果を生むとは限りません。
お子さんの自立の機会を逃さず、よく見極めて関わる時も必要です。精一杯トライした後は、お子さんの話に耳を傾け、頑張りを認めてあげましょう。次のトライに向けて、前向きに捉えやすくなります。