ダイバーシティ
子どもに行動を促しても「しない」「したくない」と言われたら?

「子どもが意欲的に行動するために親ができること」として、以下の3つの対応法をご紹介しました。
- 1. 子どもに「〇〇する?しない?」と尋ねる
- 2. 親がしてほしいことは「私はした方がいいと思うよ」と意見を伝える
- 3. 本人の判断・行動を見守る
この時、お子さんから「今はしない」「したくない」と言われることもあるかもしれません。そんな時は、次の伝え方を参考にしてみてください。
(子どもの気持ちを受け止めてから)もし、いま宿題しなかったらどうなると思う?
うーん…。
勉強がわからなくなるかも
先生に怒られちゃうかなぁ
いや、でも別に僕は困らないなぁ
なるほど、そう思うんだね。
たしかに、宿題しなくても今すぐは困らないよね。
じゃあ、もし今しなかったとしたら、後でどうなるかな?
このような声をかけることで「しない」と選択した先にどのような未来があるのか、想像するきっかけを作ります。「いま宿題しないとどうなるかな」「そういえば前は〇〇だったな」と考えやすくなるでしょう。
お子さんが少し先の未来を想像した上で、判断・行動できるように、こうした関わりも意識しましょう。