ダイバーシティ

コラム:失敗を一度受け入れてみる

時間のない朝や、スピード勝負の夕方。
お子さんから「お手伝いしたい!」「たまご割ってみたい!」といわれて、困った経験はありませんか?任せた結果、キッチンやリビングが散らかり、叱ったことがある方もいるのではないでしょうか。

「自分でやった方が早いのになぁ」「一人でやっちゃった方がラクだなぁ」といった気持ちは、誰もが抱くもの。忙しいと、子どもの失敗に寛容になれないのも、当たり前です。
とはいえ、「いつかは一人でやれるようになってほしい」「やってみたいという気持ちを応援してあげたい」と感じることもあるでしょう。

そんな時は「子どもの失敗を一度受け入れる」と決めることが大切です。

「最初は誰でも失敗するもの」「失敗した時に次はどうしたらいいか考えてもらおう」と思えば、なにげない日常のシーンが、有意義な時間に変化します。時間や余裕がある時で構いませんので「ちょっとずつ試す」機会を作りましょう。子どもにとっては学びの時間となり、保護者の方にとっては小さな成長を発見する機会となるかもしれません。

目の前にいるお子さんは、日々成長しています。いつまでも小さな子どものままではないのです。お子さんの将来を見据えて、長期的な視点で関わり、一人でもできることを増やしていきましょう。

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